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隣の解体工事

当社の新宿の事務所の隣の家屋で解体工事が始まった。アパートか何かに建て替わるようだ。ある日突然、地響きのような騒音がはじまって、客先と電話もできない状態になったから、さすがにクレームを入れた。当社で手掛けるプロジェクトでも解体工事などもやるから、多少音が出ることの仕方なさは分かっているつもりだったが、その解体作業を上から見ていると、手作業で大きな機械(ブレーカー)を職人が担いで、何人かでドガドガやっているのをみて、やり方がおかしいということがすぐに分かった。手作業でやっていたら何日かかるか分かったものではない。この騒音が何日も続いたいのではかなわない。 電話を入れると、すぐに工事の担当者がやってきた。道路が狭いという事情も分かるが、早く重機を投入して一気に片づけるような計画をしてくれと頼んでみたら、それ以降、進め方を変えてくれて、ストレスなく解体工事を終えることができた。それにしても、日本の解体工事の見事なことは、いつも感心させられる。街中でも、解体工事のお知らせが出たかと思うと、あっという間に前の風景を忘れさせるくらい跡形もなくきれいさっぱり解体してくれる。あの赤坂プリンスの解体工事でも、日本のその技術力を存分に見せつけた。ストック活用のノウハウはまだたいしたことはないが、解体工事だけは立派な日本である。

 コンサルティング事例 
どうすればいいのか分からない

自宅や賃貸アパート、ビルなど建物(不動産)もはじめの頃は問題があまりなかったものの、年が経つごとに次第に悩みが多かれ少なかれ生じてきます。気が付くと問題が山積みになっているというようなこともしばしば見受けられます。特に古い建物になればなるほど、そういった傾向が目立ってきます。

古い建物に共通する問題

  • 経年劣化による不具合の問題

  ……漏水、設備故障、ひび割れ、傾きなど

  • 建てた(買った)時からの時代の変化によるミスマッチ

  ……家族構成・勤務先・収入等の変化、時代遅れの設備・耐震・断熱性能など

  • 建物とともにオーナーも歳をとることでの問題

  ……定年退職、気力の低下、親の相続、自分の相続

ある築年数でこれらの問題が一度に押し寄せるため、「どこから手をつけていいのか分からない」という状況に陥りがちです。しかし、複雑に見えることでも冷静に整理すれば、たいてい不動産に関する問題解決のパターンとして大きく以下の5つが考えられるものです。

<問題解決のパターン>
1. 売る
2. 貸す
3. 建替える
4. 使い続ける
5. 上記の組合せ

AIRYFLOWのコンサルティングでは、これらの選択肢を洗い出すところからスタートし、それらを中立客観的にかつ長期的な視点で比較検討して具体的なアクションまでサポートします。

納得できる解決方法が見つかります。
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