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高低差のある敷地をつなげてメゾネット賃貸併用住宅を建設


先祖代々の敷地も、時代が経ってその時その時で敷地の一部を切り売りしたり、借地になったりしてきた経緯で、敷地の形状がかなり複雑になってしまいました。最後に残った土地が囲繞地のようになっています。現在では駐車場として使っているこのスペースに自宅を建てようと考えているのですが、周囲の建物に囲まれてしまっているということもあって、なかなかいい間取りができそうにありません。業者選びと合わせて、いい方法をアドバイスしてもらえますでしょうか。 また気になっていることとして、周囲の借地や貸家となっている古い木造は、住人の高齢化もしているので、将来のことも視野に入れておく必要があると考えています。場当たり的な計画にはしたくないです。 【物件概要】 場所:東京都世田谷区 土地:246.53㎡ 建物:231.17㎡ 構造:木造3階建、新築 用途:賃貸併用住宅 現況:更地、木造家屋 【コンサルティング内容】 はじめにやることとして、保管されている不動産関連の書類を全て棚卸をして、これまでの経緯を把握したうえで、関係当事者との権利関係を整理することがとても重要です。それらを紐解くことで、今後起こりうること、とれる選択肢が見えてきます。関係する敷地が多いので、可能性の組合わせだけでも何通りもの選択肢が出てくると考えられます。現状は特に問題ない、将来のことはどうなるか分からないとしても、準備すべきことが出てくる可能性もあります。問題が顕在化してからでは時すでに遅しという場合もありますので、先手先手が大事です。 しかる後に、今回のご自宅建設の計画を立てるのがよいかと思います。そもそもどの敷地で建てるべきかをよく考えたほうがよいかもしれません。たとえば、隣接する借家の建物も、老朽化したままにしておくのか、今回の計画に取り込んで建替えたほうがいいのか、建築基準法のからみもあり、高さ制限など有利に使える方法も検討すべきでしょう。特に、建物囲まれていて直接道路に接していない敷地ですので、そのままでは法律的にそのままでは建物を建てることができず、他の敷地の一部を取り込むなどしなければならないのですが、一方間違えると将来的に違法建築となってしまうこともありますので、注意が必要です。 <実施内容> ・不動産書類調査、権利関係調査 ・資産管理計画 ・事業計画、収支計画 ・解体助成金の申請対応 ・建築設計のプロデュース ・工事見積りの入札手配 ・コンストラクションマネジメント

・管理会社選定、賃貸募集

 コンサルティング事例 
どうすればいいのか分からない

自宅や賃貸アパート、ビルなど建物(不動産)もはじめの頃は問題があまりなかったものの、年が経つごとに次第に悩みが多かれ少なかれ生じてきます。気が付くと問題が山積みになっているというようなこともしばしば見受けられます。特に古い建物になればなるほど、そういった傾向が目立ってきます。

古い建物に共通する問題

  • 経年劣化による不具合の問題

  ……漏水、設備故障、ひび割れ、傾きなど

  • 建てた(買った)時からの時代の変化によるミスマッチ

  ……家族構成・勤務先・収入等の変化、時代遅れの設備・耐震・断熱性能など

  • 建物とともにオーナーも歳をとることでの問題

  ……定年退職、気力の低下、親の相続、自分の相続

ある築年数でこれらの問題が一度に押し寄せるため、「どこから手をつけていいのか分からない」という状況に陥りがちです。しかし、複雑に見えることでも冷静に整理すれば、たいてい不動産に関する問題解決のパターンとして大きく以下の5つが考えられるものです。

<問題解決のパターン>
1. 売る
2. 貸す
3. 建替える
4. 使い続ける
5. 上記の組合せ

AIRYFLOWのコンサルティングでは、これらの選択肢を洗い出すところからスタートし、それらを中立客観的にかつ長期的な視点で比較検討して具体的なアクションまでサポートします。

納得できる解決方法が見つかります。
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