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私鉄沿線の商店街に泊まる楽しみ~ゲストハウス「シーナと一平」


池袋から西武線で一つめに「椎名町」という駅がある。都内の私鉄沿線、各駅停車の街の典型のような雰囲気で、路地が入り組んだ駅前と、商店街という名のつく通りが何本かある。昭和な建物があちこちに残っていて雰囲気はあるが、地味な印象でもある。それでも、かつて戦前には、芸術家が集まる町として「池袋モンパルナス」と呼ばれた時代もある。手塚治虫などの漫画家が住んでいたトキワ荘があったのも、このエリアである。そんな一画の食堂を改修して、宿泊兼カフェとして「シーナと一平」がオープンしたので、さっそく泊まりに行った。ちょうど近くで飲み会をやって、その流れで家に帰らず、そのまま泊まるという計画だ。 まず名前が面白い。椎名町の「シーナ」に、もともとのとんかつ屋の名前「一平」をくっつけただけのネーミングだが、何か国籍を超えた男女のワケアリな物語を勝手に想像してしまい、それだけでロマンチックになれる魔法のような名前だ。この企画は、昨年行われた豊島区の「リノベーションスクール」で提案されたもので、それが実現してしまったといういわくつきだ。たしかに、この名前の面白さが印象に残っていた。もちろん、面白いのは名前だけでない。入口をはいると、カフェのようなカウンターとお座敷に卓袱台があり、そのミスマッチもいいが、壁一面にカラフルなファブリックがかけれているのが目に飛び込んでくる。ここのもうひとつの仕掛けで、あまった布地などを持ち込んで、備え付けのミシン台を借りてバッグなどを作ってもいいようになっている。そういう「日常」の場と、海外からの旅行者が集まる場所をひとつにして、新たな交流が生まれることをねらっている。そうやって外国人ターゲットというが、日本人が利用しても面白いと思う。2段ベッドなら1泊3400円から、個室は14000円からある。 シーナと一平 http://sheenaandippei.com/ 豊島区リノベーションスクール

 コンサルティング事例 
どうすればいいのか分からない

自宅や賃貸アパート、ビルなど建物(不動産)もはじめの頃は問題があまりなかったものの、年が経つごとに次第に悩みが多かれ少なかれ生じてきます。気が付くと問題が山積みになっているというようなこともしばしば見受けられます。特に古い建物になればなるほど、そういった傾向が目立ってきます。

古い建物に共通する問題

  • 経年劣化による不具合の問題

  ……漏水、設備故障、ひび割れ、傾きなど

  • 建てた(買った)時からの時代の変化によるミスマッチ

  ……家族構成・勤務先・収入等の変化、時代遅れの設備・耐震・断熱性能など

  • 建物とともにオーナーも歳をとることでの問題

  ……定年退職、気力の低下、親の相続、自分の相続

ある築年数でこれらの問題が一度に押し寄せるため、「どこから手をつけていいのか分からない」という状況に陥りがちです。しかし、複雑に見えることでも冷静に整理すれば、たいてい不動産に関する問題解決のパターンとして大きく以下の5つが考えられるものです。

<問題解決のパターン>
1. 売る
2. 貸す
3. 建替える
4. 使い続ける
5. 上記の組合せ

AIRYFLOWのコンサルティングでは、これらの選択肢を洗い出すところからスタートし、それらを中立客観的にかつ長期的な視点で比較検討して具体的なアクションまでサポートします。

納得できる解決方法が見つかります。
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