築35年分譲マンションの長期修繕計画の見直し
大規模修繕後に漏水が度々起こり、管理組合の体制・管理会社の変更を検討中。他にも、エレベーターの更新なども必要な時期に来ており、銀行からの借り入れも含めてトータルでアドバイスが欲しいというご相談でした。 【物件概要】 場所:東京都新宿区 土地:1,089.71㎡ 建物:3,589.22㎡ 構造:鉄筋コンクリート造5階建、築35年 用途:共同住宅(区分所有マンション) 現況:管理組合にて運営
自宅や賃貸アパート、ビルなど建物(不動産)もはじめの頃は問題があまりなかったものの、年が経つごとに次第に悩みが多かれ少なかれ生じてきます。気が付くと問題が山積みになっているというようなこともしばしば見受けられます。特に古い建物になればなるほど、そういった傾向が目立ってきます。
古い建物に共通する問題
経年劣化による不具合の問題
……漏水、設備故障、ひび割れ、傾きなど
建てた(買った)時からの時代の変化によるミスマッチ
……家族構成・勤務先・収入等の変化、時代遅れの設備・耐震・断熱性能など
建物とともにオーナーも歳をとることでの問題
……定年退職、気力の低下、親の相続、自分の相続
ある築年数でこれらの問題が一度に押し寄せるため、「どこから手をつけていいのか分からない」という状況に陥りがちです。しかし、複雑に見えることでも冷静に整理すれば、たいてい不動産に関する問題解決のパターンとして大きく以下の5つが考えられるものです。
<問題解決のパターン>
1. 売る
2. 貸す
3. 建替える
4. 使い続ける
5. 上記の組合せ
AIRYFLOWのコンサルティングでは、これらの選択肢を洗い出すところからスタートし、それらを中立客観的にかつ長期的な視点で比較検討して具体的なアクションまでサポートします。