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増改築を繰り返して大きくなりすぎた空き家を有効活用か売却か検討


10年ほど空き家のままです。建物はやや荒廃状態で、敷地内も雑草が伸び切っている状況です。かつては私もここに住んでいました。この建物をこのまま残して何かに活用するのか、売却するのがいいのか悩んでいます。どのように考えればいいか、ご意見をお伺いしたいです。敷地は広めですが旗竿地ということもあり、使いにくい土地となっています。また、名義人本人が被後見人となっていて、処分等に際して制約があります。建物を再利用する場合は、耐震工事も検討したいと考えています。

【物件概要】 場所:神奈川県逗子市 土地:478.65㎡ 建物:199.56㎡ 登記簿 構造:木造2階建、築45年 用途:居宅 現況:空き家 【コンサルティング内容】 様々な方向性についてすでにご検討されているようですが、それぞれについてある程度同じ尺度で評価、比較検討する必要があります。選択肢もいろいろ考えられるため、時間軸も考慮しながら、プランを考えてみたいところです。売却については、どのような買い手が考えられるか、洗い出ししてみるといいでしょう。接道の問題もあるので、宅地分譲は考えづらく、そうするとアパートやマンションに建て替える目的での購入が想定されます。その場合に、今の街並みへの影響がやや懸念されます。市の条例などでどのような開発規制が敷かれているかも調べてみる必要があります。改修の場合は、用途変更が含まれると確認申請が要求される可能性があり、これまでの増改築の履歴の整理から必要となります。いずれにしてもこの地域でどのような需要があるかのリサーチは欠かせません。 <実施内容> ・改修または売却等の比較検討 ・不動産資産全体の把握と方針策定 ・改修企画、プロデュース ・耐震化工事のアレンジ ・設計者、施工者等による体制構築 ・事業計画、デザインマネジメント ・プロジェクトマネジメント ・運営者の選定、運営サポート






 コンサルティング事例 
どうすればいいのか分からない

自宅や賃貸アパート、ビルなど建物(不動産)もはじめの頃は問題があまりなかったものの、年が経つごとに次第に悩みが多かれ少なかれ生じてきます。気が付くと問題が山積みになっているというようなこともしばしば見受けられます。特に古い建物になればなるほど、そういった傾向が目立ってきます。

古い建物に共通する問題

  • 経年劣化による不具合の問題

  ……漏水、設備故障、ひび割れ、傾きなど

  • 建てた(買った)時からの時代の変化によるミスマッチ

  ……家族構成・勤務先・収入等の変化、時代遅れの設備・耐震・断熱性能など

  • 建物とともにオーナーも歳をとることでの問題

  ……定年退職、気力の低下、親の相続、自分の相続

ある築年数でこれらの問題が一度に押し寄せるため、「どこから手をつけていいのか分からない」という状況に陥りがちです。しかし、複雑に見えることでも冷静に整理すれば、たいてい不動産に関する問題解決のパターンとして大きく以下の5つが考えられるものです。

<問題解決のパターン>
1. 売る
2. 貸す
3. 建替える
4. 使い続ける
5. 上記の組合せ

AIRYFLOWのコンサルティングでは、これらの選択肢を洗い出すところからスタートし、それらを中立客観的にかつ長期的な視点で比較検討して具体的なアクションまでサポートします。

納得できる解決方法が見つかります。
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